皆さんこんにちは。宴如月です。
3月になり気温も上がってきたので、今回は富士山のすぐ近くにある管理釣り場、東山湖フィッシングエリアに嫁氏とともに行ってきました!
全周800mもある広大なポンドにかかる桟橋から、今回の釣行をお届けします!
天気:晴れ
時間:10:00~17:00
気温:6℃~17℃
仕事の都合上、オープンからとはいかないので無理なく行ける時間で楽しみます。
今回のタックルは以下の通り。
①
ロッド:CARDIFF EXLEAD S60SUL/R-S
リール:20VANFORD C2000S
ライン:フロロカーボン2lb
②
ロッド:TROUT ONE NS S53UL
リール:19STRADIC C2000SHG
ライン:PE0.2号+フロロカーボン4lb50cm
③
ロッド:Trout Rise S56L仕様(元S60SUL)
リール:18NEXAVE C2000S
ライン:エステル0.4号+フロロカーボン2.5lb30cm
④嫁さんタックル
ロッド:Break Through Zero-Verge 6’0GL
リール:18NEXAVE C2500S
ライン:フロロカーボン4lb
自分のタックルは以前のすその釣行と変わりはありませんが、嫁氏のタックルがバージョンアップしています。一本でスプーン、クランク、ボトム、ミノーのすべてをクリアするための一振りへとランクアップ。釣果や如何に。
【到着前】
近くまで来て一旦コンビニで飲み物調達&お手洗い。ツイッターで本日の東山湖の釣果を見ていると…
「やばい、釣れない」
という情報がちらほらと入ってくる……つぶやいている人の数からして釣り座に空きはありそうだが、釣れないのか……と不安に。(日曜日は釣れ釣れだったと聞いていました)
初挑戦のため、普段の東山湖がどういう感じなのかも全く分からないまま…とりあえず1匹、できたらつ抜け。これぐらいを目標にして向かいます。
【10:00~12:00】
釣り場に到着してA券を購入。どこで釣りをするかを品定め。
オーバーフローの近くから土手に上がり、一周見渡してみる。
東ワンド…そこそこ人いる。パス
石碑前…根掛かり怖いのでパス
ドロヤナギ…人いる。パス
レストラン前…人いる。パス
うーんどうしたものか。足場の良いところは人がいたためスルー。桟橋を見ると…右側が空いている!
ということで桟橋右にエントリー。
ここで、桟橋ががっちり固定された橋ではなくある程度の浮橋であることを知りますw
歩くたびに揺れる地面にちょっと恐怖しながら、ハンドル方向にキャストできる位置に釣り座を構えます。
まずは①のタックルを準備して、さっそくキャスト。使用ルアーはティアロ1.6gのグリーンヤマメ。
ティアロ投げるのは今回が初。もうサーチスプーンでも何でもないですねw
とりあえず定番と言われているルアーの定番と言われているカラーでどんな動きをするのかチェック~のつもりで投げ、カウントすることもなく手成りで巻き始めると5回転させたところでヒット!
え?釣れるやん。と面食らいました。(きっと自分の中の「釣れる」と他の人たちの「釣れる」の基準に大きな差があるんですね。精進します)
ええ…となりつつもう一度キャスト。今度はボトムまで沈めて、巻き上げる形。
(頭でっかちなので、東山湖はボトムが良い、というのを知っています)
が、巻き始めて15回転目でアタリ。その後すぐにヒット。この時点で、「今日はボトムではないのでは…?」という疑念を持ちます。
②③のタックルを準備して、15分ほどシャインライドやヴァルキャノンを投げますが無反応。カラーローテしてもダメ。ということで中層より上に照準を定め、スプーンを投げます。
まずはグリーンヤマメでカウント2のラインを引いて2連発。しかし続かず。カラーをローテしグリーンボーで2発。ダイゴマイトで1匹。オレインボーに変えると連発はしませんが5投に1回アタるのでしばらく投げ続け2匹と、最初の2時間で9匹の釣果。時速4.5匹なので以前のすその釣行よりはハイペース。
ところが、ここから1時間ぱったりアタリが止まります。
【12:00~13:00】
キャスト方向をフェラーリや東ワンド、オーバーフロー、石碑前と扇状に投げていくも不発。桟橋右は人が全くいなかったためこんなことが出来ましたが、まあ普通に一つの場所で探りとおすことが大事だったかなと反省。まずはサーチスプーン(自分はハイバースト1.8g)を投げましょう。
釣り座を桟橋右でハンドル前を正面に捉える場所に決め、ティアロを投げ続けます。
この1時間は苦悶の時間でした。手を変え品を変えスプーンを投げますが、微かにおさわりがあるのみ。フックをクラッチフックに変えるなど手はまだありましたが何せ使い慣れていないスプーン。純正である程度使いこなせるようになるまではフックをなるべく変えずに行きたい。
ここでようやく、自分のサーチルアーを取り出します。
【13:00~15:00】
タックルを③に持ち替え、ヴァルケインのクランク、ヘイズをセット。カラーは1091カラーのターンオーバーゴールド。
エステルは前回アワセ切れを起こしてしまい恐怖感がありましたが、これからの戦いでは必要不可欠な武器。苦手を克服する意味もこめ、再度手に取ります。
ヘイズを選択した理由は、スプーン時にアタル速度がスロー気味だったこと、2m以深を攻めても反応がなかったこと、カラーはまだ派手目が効いていたことを踏まえ、魚のレンジを把握しやすいディープダイバーのクランクで、きっちり棚をアワセに行きました。
まずはナリ巻きでアタルレンジを探します。だいたい7~10回転ほどでアタリが出だし、そこから2~3回転以内にバイト。3度目のキャストでヒットに持ち込み、開始から3時間でようやくつ抜けを達成しました。
13時半になり昼飯のパンを食べて釣り再開。と、ここで嫁氏が桟橋右の端まで行き、一人で釣りを始めます。(ルアーはセニョールトルネードのレッドのみ)
自分は先ほど同様③のタックルでヘイズを投げます。またナリ巻きでレンジ探し。これも同様に12~13回転目で明確なバイトが出ます。ターンオーバーゴールドで1匹キャッチ。
カラーを三ケ日みかんに変えて2匹をキャッチするも、反応が弱くなります。
タックルは③のままスプーンへ。ティアロのブルーヤマメをセット。ゴールドではなくシルバー系で試してみることに。(雲が出てきて少しローライト気味になっていました)
ブルーヤマメで2匹。銀狼で1匹。シルバーヤマメで2匹。レンジはカウント4。イメージ1m前後の水深くらいでした。
と、ここで15時になるのですが嫁氏カムバック。
「向こうでつ抜けしてきたわ」
…え?早くない?
というか嫁氏、普通にここまでもコンスタントに釣ってた。セニョール赤のみで。
ひょっとして釣果負けてる?
負けてられんとスプーンを投げようとしてふと、水面を見ます。結構なライズが出ている。
これは……もはや中層よりも表層?とみてシルバーヤマメを表層早巻きですぐにヒット!がしかしバラシ。スピードがあっていないと判断。
タックルを①に変えて、クランクをセット。クーガFの1091カラー(中古故カラー名は不明。黒金にラメが入ってます)。
表層、スロー、アクション強め、カラー強め。このイメージで2連荘!が、続かず。
ここで満を持してクーガナノを取り出します。
【15:00~17:00】
クーガナノFのクリアアボカド。キャストしてスローにスローに巻いてバイト!が乗り切らずバラシ。
その後も投げては毎投バイトはあるも針掛かりせずバラシ連発。何かがずれている?けどここまでバイトするからには何か方法はあるはずと、アワセ方を変えてみますがばらすばらす。
ここで嫁氏。
「どれ、私がやってみよう。本当にばれるかどうかをな」
とキャスト。ハンドルの向きが自分とは違うので大丈夫かな……
代わりに受け取った④タックルでセニョールを投げる。めっちゃ使いやすい竿でびっくり。自分用にも欲しい。
と、後ろでドラグ音。振り返ると嫁氏ヒットさせてる。うそん。
バレずに寄せきりあっさりキャッチ。なんでや。
「うん。バレないバレない。竿で合わせずにじっとしててみ」
とロッドを再度交換。
半信半疑で投げる。巻く。バイト。言われた通りじっとしてると……魚、ルアーを放す。そりゃそうよね。
次のキャスト。と、嫁氏
「巻いてアワセたら?」
で、やってみる。すると……ヒット!が、寄せてくる途中で……バラシ。ショボーン。
「寄せる時もっとゆっくり巻いたら?」
3度目の正直。ヒット!気持ちゆっくり巻いてくると……キャッチ!苦節数十投、ようやくキャッチに持ち込めました。
にしても初めて持つ竿で一投目でヒットさせキャッチに持ち込み、あまつさえ他人にアドバイスまでできる……嫁氏、天才か。
ここからクリアアボカドで3匹をキャッチ!怒涛のクーガナノラッシュが始まります。
カラーをマットレッドグローに変え3匹をキャッチ!調子が出てきたところで……タイムアップ。
【まとめ】
今回は7時間の実釣で27匹キャッチ。バラシは多数。全部取れてれば50は行けているくらいばらしてます。
時速は4未満。一応前回よりは上がりましたね。
ちなみに嫁氏は恐らく自分より釣ってます。恐るべし。
今回の実釣で思ったこと。
・事前情報に踊らされない
・サーチスプーンは投げましょう(特に初場所)
・クランクのアワセ方や寄せ方など、慣れて無さ過ぎる
というのがありました。普段スプーンだけ投げ倒していたのが自分で、クランクを嫁氏がよく使っていました。その経験の差が如実に表れたなと思います。
・エステルは怖くない
これが今回最大の収穫だと思っています。エステルの使い方をしっかり学んで、スプーニングにも活かしたいですね。
マイクロスプーンは投げていなくても十分楽しめました。また暖かくなったときに行きたいと思います。
では、長くなりましたがこれで。またよろしくお願いします。