宴のダラダラ白書

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【釣り】そことろ SHIMANOのボトムクランク【ルアーインプレ】

皆さんこんにちは。宴如月です。

今回はSHIMANOから発売されているクランクベイト、そことろをご紹介します。

 

 

①そことろってどんなルアー?

SHIMANOから発売されているエリアトラウト用ルアーは、スプーンではロールスイマー、スリムスイマー、サーチスイマー。プラグがふわとろ、ふわとろD、ちびとろ、ふわとろトップ、そことろ、ダートヒートです。

それぞれに特徴があるのですが、そことろはふわとろの血脈を受け継ぎつつも、ボトムアプローチに特化したルアーです。

 

基本的に、プラスチックで作られるプラグルアーは一体成型のものが多いです。左右一対のパーツとして一体成型し、ウエイトや複数のアイを埋め込んで組み立てるという製造上、その方がコストを抑えられ、都合がいいからですね。

 

そんななか、そことろはジョイントを1つ搭載し、頭側とおしり側の二つのボディをつなげた形になっています。

このジョイントにより、ルアーが引っ張られる衝撃によってゆらゆらとボディを揺らし、ボトムをずるずる引いているだけでありながらウォブリングのような動きを見せてくれるので、巻いているだけでよく釣れる非常に頼れるルアーになっています。

 

また、ボディを分けることによって、頭側にウェイトを、おしり側に浮力を持たせることで、常に頭を下にしてボトムに張り付いてくれます。これによりおしりのフックが持ち上がるので、フッキング率も高いです。

 

ボトムという場所は魚にとって、自分の餌を追い込んで捕食しやすい場所。ペレットという餌が沈んできて溜まっている場所なので、かなりの魚がボトムという場所を意識しています。また、寒い時期になるとボトムに魚が溜まっていきます。かつ、動きは鈍いのでゆっくりボトムで動くルアーに好反応を示してくれるので、そういう時に爆発する可能性を秘めているルアーです。

 

②そことろのカラーってどうよ?

2021年3月現在、15種類のカラーがプロパーカラーとしてラインナップされています。

ボトムルアーとしてはグローカラーのラインナップが少なく、2種類のみのラインナップです。

また、いくつかの釣具店を見ていますが、オリカラの類を見かけません。なので、もしプロパーカラー以外のカラーが欲しい場合は自分でぬる以外の選択肢はない状況にあります。

 

個人的によく使うカラーは、

・チョコレートチェリー

・ピンクグロー

の2種類です。

基本的には冬のボトムに溜まっている魚、スプーンやクランクにも反応しない渋い魚を狙って釣るために投入することがほとんどなので、シルエットのはっきり出るチョコレートチェリーがお気に入りです。見た目的にも黒いボディにオーロララメが入っていて、頭の部分にだけうっすらピンクが入っています。

ピンクグローはやはり濁りが入っているような水質ではピンクが強いので使用しています。かつグローがフックアイのあるおしりに差しで入っているので、魚がフックめがけてバイトしてくるためよりフッキング率がいいように感じます。

 

③でも、お高いんでしょう?

例によってプラグ系のルアーになるので、値段としては1200円前後になります。スプーンに比べて割高になるため、最初からすべてのカラーをそろえる必要はないと思います。

そことろの強みは、

・初心者でもゆっくり巻くだけで釣れる

・ボトムといういつ狙ってもそれなりに釣れてくれるポイントを直撃できる

・高活性から低活性まで、幅広く狙うことが出来る

という点にあると思っています。

なので、エリアトラウトを初めたての人が2~3個を持っておくとよいと思います。

おススメカラーは上に書いた2つと、追加するのであればゴマプリンかな、と個人的には思います。

 

④宴的使い方

そことろは基本的に、フロロカーボンラインで使っています。ロッドのパワーは特に気にする必要はないと思いますが、全長30㎜で4gという重さがあるため、SHIMANOロッドではULクラスを推奨します。

他のメーカーのトラウトロッド、例えばヴァルケインのロッドでは、MLクラスのパワーがあると投げやすいでしょう。逆に、ULクラスでは破損の原因となるため、投げない方がよいと思います。

 

なぜフロロカーボンラインか、というと、ボトムを引くルアーなので比重は大きく、水に沈むラインが好ましいからです。同様に沈むラインにはエステルラインがありますが、4gという重さをキャストすることを考えたときに強度面で不安が残ります。

フロロカーボンラインを使用する場合でも、余裕を持って3lbの太さはあるとよいでしょう。2lbではキャスト切れが起こる場合があります。

強度だけを見ればPEラインも選択肢にはありますが、カラーラインが魚のいるレンジを通ってしまうため、スレさせる原因にもなります。

 

リーリングスピードはとにかくゆっくり。自分は10秒で1回転ぐらいまでスピードを落とすこともあります。

それほどまでにゆっくり引いてもしっかり惹きつけて釣れます。

テンポよく釣っていくのであれば、2~3秒で1回転ほどのペースから、釣れるスピードを探っていくとよいでしょう。

 

 

プレッシャーの高くなるトーナメントにおいてもウィニングルアーになったこともあるそことろ。タックルボックスにぜひ1つは入れておいても損はないと思います。