宴のダラダラ白書

宴如月です。様々なジャンルのことをダラダラと書いていきます。痒い所に手が届く、そんなブログを目指しています。このブログはアフィリエイト・アソシエイトによって収益を得ています

盗難とマナーの問題:釣り場でのルール違反を改善せよ

皆さんこんにちは。宴如月です。

 

先日、衝撃的なポストをXで見かけました。それは、「釣り具の盗難」。

割と頻繁に話題に上がるくらい、ありふれた事象として存在してしまっています。嘆かわしいことです。

 

今回見かけたのは、どうやらエリアトラウトの釣り場でロッドスタンドからタックルを一式持ち去ったというもの。ハイエンドロッドにハイエンドリール、そしてカスタムハンドルがついていたそうなので総額12万円ほどの被害でしょうか。

もちろんこれだけ高額なものを使用するからには細心の注意を払うべきだったという持ち主側の非も多少なりともあるのかもしれませんが、忘れてはいけないのは「盗難は犯罪であり絶対悪である」ということですね。

 

エリアトラウトはその性質上、知らない人が頻繁に出入りする中での釣りになります。そんな状況でタックルを置いて長時間離れればどうなるか。確かに想像はつきます。だからこそ自分はトイレに行く際はタックルをトイレまで持っていき目を離さないようにするといった対策をしていたりしますが、人気の釣り場さんで一度離れると再エントリーできない状況だったり急に腹痛がきたりするとそうもいっていられないことも……

 

じゃあどうしたら防げるかということですけど、基本的には2つあるかなと思います。1つは「エントリーの際両隣に挨拶をして、少し話せる状況を作っておくこと」。性善説に基づいた行動でもありますが、行動心理学的にも顔見知りに対して犯罪行為を働きにくくなるといえるので、簡単にできる自衛方法です。両隣にしておくことで、自分と対象以外の第三者からお互いに監視の目を向けあうことができるのも抑止力になります。

 

そしてもう一つ。これは自衛ではなく釣り人全体の意識をあげることですが、「不審な人間には声をかける」ということ。隣にエントリーする人、対岸にエントリーする人。ある程度特徴を覚えておいて、まったく違う人がロッドを持ち去ったりバッカンを覗き見たりしていたら「どうかしましたか?」と声をかける。相互監視システムにするしかないでしょうね。

自分は釣りをしている最中、たまに横を向いて特徴を覚えるようにしています。疑いの目を向けているわけではなく、この人以外がたった時に反応できるようにするためです。

 

釣り人のマナーは昔からずっと言われています。ごみ問題、ルール違反、マナーの悪化などなど。今一度、釣り場を守るためにもこうした細かいところを意識してほしいと思うと同時に、マナーの悪い、ルールを守れない釣り人を追放していく仕組みづくりが必要な時期だと思います。

 

法律に違反して「知らなかった」は通りません。知っている前提で司法は動きます。釣り場も同様に、ルールは知っている前提で知らなかったは通らない、受付で説明をするなどの徹底が必要なんですが……そうもいっていられない業界なんでしょうね。

 

そもそも違反する人はこのブログを見ないでしょうし、見たところで何も感じないのです。感じ取った人が一人ひとり行動を変えることでいつか全体がよくなっていきます。

そんな日を待ち望んで、ブログを書き続けていきます……

いつか、マナ悪たちが去りマナ良だけが残る日を夢見て……