宴のダラダラ白書

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【釣り】エリアタックルの選び方

皆さんこんにちは。宴如月です。

 

エリアトラウトをやるうえで、恐らく一番こだわることになるであろう道具、タックル。今回はこちらの選び方の参考になれば…そんな思いでブログを書いています。

 

自分が最初に陥ってしまったのは、「使いづらいルアーが出来てしまう問題」でした。

最初の自分のタックル選びとして、

①使いたいロッドをカタログで選ぶ

②併せたいリールをカタログで選ぶ

③よさげなラインを選ぶ

④使えるルアーを選ぶ

という順番で選んでいました。というのも、SHIMANOから発売されているエリアロッド、EXLEADがとてもかっこよく、いつかこのロッドを使いたい……そんな思いからタックルをロッドから選んでいました。

さらに、TROUT ONE NSに関しては友人と渓流釣りにいくために選んだロッドをエリアに兼用して使っているので、こちらはリール、ラインに至るまですべて固定されています。

そんな選び方をしていれば、当然使いづらいルアーや対応できないシチュエーションが発生します。今の自分のタックルで言うと、

・沖を狙いたい

・重たいスプーンを遠投したい

という状況にマッチするタックルがありません。

パワーのあるTROUT ONE NSは5フィート3インチなのでロッドの長さが短く、遠投には向きません。もっとも長いロッド、Black Vespine UL-Hはマイクロスプーン対応でエステルを搭載しており、3g前後のスプーンフルキャストは恐怖感が残ります。

こんな事態に陥らないようにするためには、やはりタックル選びの順序として最初に持ってくるべきなのは、

 

「どんなシチュエーションで使いたいか」

 

を軸にするべきです。シチュエーションが決まれば、自然とルアーが決まってきます。逆に言うと、ルアーが決まれば自然とシチュエーションもある程度決まります。

ルアーが先か、シチュエーションが先か。これは分かれるところだとは思いますが、確度でいうとシチュエーションを先に決めた方が、より使用するルアーが明確になるため選びやすいと思います。

 

では具体的に、どんなシチュエーションがあるでしょうか。

純化していくと、ポイントは2つだと思っています。

①遠距離戦か、近距離戦か

②スプーンの釣りか、プラグの釣りか

です。

①について、考えることは2つ。ロッドの長さと、パワーです。

(1)ロッドの長さ

 ロッドは長ければ長いほど遠くに投げることが出来ます。これはエリアのみならず、海の釣りでも同様になります。防波堤での釣竿、砂浜での釣竿、磯場での釣竿などなどありますが、基本遠くに投げる竿になるほど長くなります。

 エリアトラウトにおいて、標準となる長さは6フィート(約180cm)だと思います。遠投して遠くの魚を取りたい!ということであれば、6フィート3インチや4インチのロッド、近距離での取り回しや操作性を求めるなら5フィート10インチなどの短いロッドが向いています。

 

(2)パワーについて

 こちらは、ロッドのもつパワーについてです。標準となるパワーの表記はメーカーにより多少異なりますが、多くのメーカーでL(ライトアクション)が標準となり、MLが強め、ULが弱めとなります。

 パワーが強い方がより反発力を生むため、より遠くに投げることが出来ます。パワーが弱い方が魚に違和感を与えづらく、またバラシを軽減する効果がありますが、遠投には向きません。

 遠距離戦にはML、近距離戦にはULというのが基本的な考え方になります。

 そのため、適合しやすいルアーウェイトも、MLの方がより重いルアー、ULの方がより軽いルアーに対して使用されることが多いです。(重ければ遠くに飛ぶ、軽ければ飛ばない)

 

②について

使うルアーがスプーンなのか、プラグなのかによって考えるべきロッドの要素は、パワーにあります。

プラグと一口に言っても、エリアで使用されるプラグは大別して、

・クランクベイト

・ミノー&シャッド

・バイブレーション

・ボトムミノー

の4種類です。クランクベイトはスプーンに比べ動きが強いため、ロッドも相応にパワーがなければ負けてしまいます。

ミノーやシャッド、ボトムミノー、バイブレーションは操作系のプラグなので、操作できるようロッドにパワーを持たせる必要があります。

ざっくりと、スプーン向きはUL~L、プラグ向きはMLという感じになります。

 

ざっと挙げるだけでもこうしたことを考えなければ適切なロッドを選ぶのは難しいです。自分もまだまだ未完成ですし、色々と試す中で自分に合ったタックルを探すのもまたエリアのたのしみの一つです。

 

 ですがあえて、何か1本ロッドを選ぶとしたら、自分はLクラスのロッドを今ならチョイスするでしょう。スプーンから弱めのクランクベイトまで対応が効き、最も出番が多くなるはずです。

 

 もちろんメーカーによってどこがど真ん中になるかは多少変わりますので、結局のところは色々試すしかないのかもしれませんね…

(自分はヴァルケイン製品で揃えていっていますので、あくまで表記はヴァルケインに準じています)