皆さんこんにちは。宴如月です。
今回は東山湖よりもさらに北に向かい、須川フィッシングパークさんに行ってきました。
本来は非常にクリアな小規模ポンドの釣り場なのですが、ここ1年は河川工事の影響で午前9時からは笹濁りもとい結構な濁りになっています。一度3月30日で工事が終わる予定だったのが大雨の影響でまた伸びてしまい、しばらくはマッディポンドが続きそうです。
東山湖はアオコのような緑の濁りだったのに対し、こちらは完全に土砂性の濁り。千葉県にあるジョイバレーのような濁りになっています(ジョイバレー行ったことないですが)
今年の目標はどこかのポンドで50匹を達成すること。決意を胸に、いざ実釣!
天気:晴れ
時間:11:00~16:00
気温:4℃~14℃
今回のタックルも以下の通り。
①
ロッド:CARDIFF EXLEAD S60SUL/R-S
リール:20VANFORD C2000S
ライン:フロロカーボン2lb
②
ロッド:TROUT ONE NS S53UL
リール:19STRADIC C2000SHG
ライン:PE0.2号+フロロカーボン4lb30cm
③
ロッド:Trout Rise S56L仕様(元S60SUL)
リール:18NEXAVE C2000S
ライン:エステル0.4号+フロロカーボン2.5lb20cm
④嫁さんタックル
ロッド:Break Through Zero-Verge 6’0GL
リール:18NEXAVE C2500S
ライン:フロロカーボン4lb
まずは釣り開始の前に、こちらに来た際恒例の(といっても2回目ですが)ルアーガチャ。クランクガチャを2回引きました。
まずは俺氏の分……フラットクラピー(カラー名は不明)
続いて嫁氏の分……トレモロング(有頂天カラーのカラチャJelly)
前回は嫁氏が1等を引き当てガメクラと交換しましたが、今回も嫁氏はニョロ系のルアー。愛されてますなあ。
【11:00~13:00】
今回は5時間の短期決戦。嫁氏もカウンターを導入し、お互い釣った匹数での勝負。カウントは足元まで寄せきったらOKという緩いルールです。
まずは第2ポンドに二人で並んでエントリー。俺氏がアウトレットに狙いを定め、嫁氏はポンド中央に陣取ります。この時点で他のお客さんは2組。第2ポンドに釣り座を構えたのが自分たちだけということもあり、嫁氏は手広くサーチ。自分はアウトレットに狙いを絞りその周辺にキャストをしていきます。
まずはタックル①にマークΣ1.6gの赤金をセットしキャスト。マッディなのでセオリー通りハイアピールカラー。ただしスローに巻いてこれるマークΣでスピード感をチェックしていきます。
と、1投目でいきなりヒット。難なく寄せきりカウント1。幸先がいいです。
前回の東山湖でもそうでしたが、自分は1投目でのヒット率が高い気がします。その後続かないのが問題なのですが。
今回もその後、表層中層ボトムと一通り探りますが反応は無し。早速迷子に陥ります。
その横で嫁氏はガチャ産ルアー、トレモロングを投げています。最初は巻きスピードを調整していたようですが、10投目でヒット。そこから立て続けに3匹をキャッチ。
それを見てプラグの方がいいと判断し、強いウォブリングのヘイズをキャスト。タックルは③に持ち替えています。カラーはストロングブラウニー。これでしっかりとしたアタリを出せ、2匹をキャッチ。
反応が無くなりカラーローテ。ターンオーバーゴールドで1匹、三ケ日ミカンで1匹。巻き出してから5回転目でヒットしているので少し下目の表層と判断。クーガシンキングのセイバーピンクを投げますが無反応。ヘイズに戻しても反応が消え、沈黙していきます。
嫁氏は順調に数を伸ばし、この時点ですでに9キャッチ。ほぼダブルスコアを付けられ焦った俺氏。タックルを②に持ち替えポーリー69DRHFのキラキラをキャスト。ロデオ佐野さんの動画の見様見真似マジックジャークで2匹を追加しますがその後沈黙。DRHFは1つしかないため打ち手が無くなります。
【13:30~14:30】鍵はポンド移動とマイクロスプーンにあり?!
お昼休憩でパンを食べている間、他のポンドを見渡します。
広めの第3ポンドは離れたところにあるため最初から眼中になし。以前来たとき釣れた第1ポンドは現在小学生ペアが使用中。大物池は1人が使用中。と、受付に一番近いくじら池が空いているのを見つけます。
くじら池は比較的正方形に近い第2ポンドと違い、細長い長方形をしています。といっても長辺方向で15mあるかないかの長さなので、2g前後のスプーンでフルキャストするとあっさり端まで届くぐらいのサイズ感(須川のポンドは全部そうですが)。
ここのアウトレットに立ち、インレットに向かって投げることで長距離をリトリーブすることが出来ます。長距離を引いてきて活性の高いマスを抜いていく作戦を立てます。
早速移動しますが、ロッドは③のタックルに絞りました。理由としては、
・濁りがきつくサイト出来ないため、感度のいいラインでアタリを取りたい
・ショートバイトが多く、乗せていくよりも掛けていった方が決着が早い
・エステルは使用し続けると切れてしまう→どれぐらい使ったら交換かを知っておきたい
の3点がありました。
選んだルアーはジキルjrの1.1g。カラーはY.MⅡをチョイス。濁りはきついので派手目なカラーで狙います。
ノアではない理由としては、既に先行者は入ってはいたのでウォブリングが強いと反応が弱いと感じたため、第2ポンドでハイバーストも投げてはいましたが反応はイマイチでした。なので、ロール系スプーンの中では少し動きの強いジキルを選択しています。
と、これがアホほどハマりました。
1投1キャッチで6連続。急激な変わりように動揺する俺氏。
飽きさせないようにカラーを変え、メタグリで2連続キャッチ。トバシザキヤマメに変えて2キャッチ。さっきまでの沈黙が嘘のようにバカバカ釣れます。
チャートに変えて2匹。ミルクココアで1匹。
少し怖くなり嫁氏を呼び寄せ、二人で釣りを開始。
嫁氏14匹まで数を伸ばしていますが、この時点で俺氏が21匹で逆転。この好調がどこまで続くのか…可能な限り釣ります。
ここからネットインの練習もするために、一度ネットに入れてからリリースの流れを練習していきます。
一旦地味目なカラーも使おうということでジキルjr1.1g和からし→ノーヒット
サイズ落としてBF0.7gの和からし→ノーヒット
カラー上げてメタグリ→1匹
さらに上げて黒金→2匹
ジキルに戻してY.MⅡ→3連続キャッチ
とわずか30分で6匹。27まで伸ばします。残り1時間で23匹を釣れたら目標達成ですが……
【15:00~16:00】
ここまでの様子を見て、ジキルjr1.1gのY.MⅡがこの日のベストルアーと感じます。ここから1時間、どこまで伸ばせるかの勝負。ひたすら釣り続けます。
ルアーも変えない。フックもそのまま。アタリが続く限り釣り続けます。
30分間で14匹キャッチ。バラシはわずか1。
ハマるとはこういうことかというのを実感します。カウンターも41を記録し、過去最高記録。あと9匹を30分で釣る必要が出てきましたが、ここまでの感じで行くとなんとか行けるか行けないかの境目。跳ねる心臓の鼓動を聞きながら投げ続けます。
が、最終釣果は48!
残念ながら目標としていた50にはわずかに届かず。
残り30分で失速しアタリが遠のいたのと、さすがにフックがダメになってしまい交換したのですが、うっかりクラッチフックの#6に変えてしまったことで動きが変わってしまったようです。巻いているのだからハニカムの#8をセットするべきでした。
【まとめ】
今回の釣りは過去最高の釣果ということもあり、大満足の結果となりました。
5時間で48匹…時速9.6匹!
楽しかったです。
反省点としては、やはり最初のグダグダの時間。あれがなければもっと記録は伸ばせていました。
ヒットルアーを見つけるまでが長すぎるのと、今回もたまたま見つかっただけでローテの末見つけた正解ではないということ。トーナメントに出るにはまだまだ練習が必要ですね。
そしてエステルラインですが、結局1度も結び変えることなく。釣り終了後もチェックしましたが特に問題はなかったです。
須川さんの魚は大きくはなく20~30cmサイズということもあるのでしょうが、トラブルなく釣りができました。不思議。
とはいえ帰宅後、4mほどをカットしています。
いつクリアポンドになるのかわかりませんが、また行きたいと思える。そんな釣り場さんでした。
帰りに、
「ご主人、お上手でしたね」
とおかみさんに行ってもらえ、にやにやしながら帰宅しました。