皆さんこんにちは。宴如月です。
今回紹介していくのはVARIVAS(バリバス)さんから2023年10月に発売になった新しいナイロンライン、「VA-GS」です
水なじみをコンセプトに作成されたラインで、従来のSVGナイロンよりも1段低いレンジを、よりエステルラインに近い感覚で使用することができるナイロンラインとなります。
アングリングファンのチャンネルで松本さんが詳しく解説もされているので、そちらもぜひどうぞ。
①ラインの特性
VARIVASさんの製品ページより引用します
エリアトラウトシーンを、より広く深くするもうひとつの選択!
親水性を高めるコーティング加工(SP-S)を施すことで、水馴染みをスムーズにしたナイロンライン。狙ったレンジを精緻に攻略するための新たな武器は、超高強度を誇るSVGナイロンと使い分けることで、アプローチの幅を広げます!
★VARIVASが誇る高強度製法VA-G採用
細くて強い! VARIVASが長年培ってきたワンランク上*の強度を発揮するVA-G製法採用。(Overポンドスペック採用/実測Ave強度表記)
★親水コーティングSP-S加工
親水性を高めるSP-S加工により水馴染みがスムーズ!
水中の直線性が向上するので実釣感度を高める効果も期待できます。
★絶妙な「しなやかさ」
硬すぎない、最適解を狙った「しなやかさ」でルアーがしっかり泳ぎます。
*当社比
このコンセプトで設計されたVA-GSは、SVGナイロンに比べると「少し強度が弱く、また少し伸びやすい」ナイロンラインとなります。
とはいっても気になるほど弱いわけでも、気になるほど伸びるわけでもありません。あくまで比べた時にほんの少し、という感じです。
実際手で引っ張ってみてもそこまで差は感じないなあという感覚でした。
②ラインの使いどころ
今のエリアトラウトシーンでは、エステルラインを軸に釣りを組み立てるアングラーが多いと思います。ですが、秋口や春先では魚が食べる瞬間に急に早くなり、口にフックが残らず針掛かりが極端に悪い…なんて状況があります。エステルラインの伸びの少なさが災いし、「もう少しクッション性、遊びが欲しいなあ…」となったとき。次点の選択としてナイロンラインにチェンジするというのが基本形です。
しかし今度はナイロンラインの浮きやすさが災いし、同じルアーを同じように巻いてくると、エステルラインの時に比べ大きく浮いてしまう、なんてことが起こります。
このギャップを埋める武器が、今回の「VA-GS」になります
③スペック
- 財布にうれしい150m巻きで約1500円と安価
- 表記のポンド数はマージンを取ってあるためアベレージポンドよりも低く表記
- 2LB(0.4号)、2.5LB(0.5号)、3LB(0.6号)の3種類がラインナップ。カラーはすべてナチュラル(クリア)です
④インプレ
実釣ではまだ使用していないので、使い込んでインプレ記事を書きます。少々お待ちを…
ちなみに導入したのは3LBのものです
これから12月ぐらいまでかけて活躍するナイロンライン。ぜひ選択肢の一つに入れてみてください